今、あちこちでイチョウがきれいです。
風雨の影響が少なかったせいかもしれませんが、今年は黄色いイチョウの葉がきれいに揃っている木々が多いように感じます。
次の写真は3号線から辛島町に向かう道路沿いのイチョウ並木。
撮影技量が未熟のため写真だと今一つですが、実物はたいへんきれいでした。
次の写真は、3号線からイチョウ並木を眺めた写真です。ちょうど「熊大薬学部発祥に地」辺りから撮影しました。イチョウ並木の先が辛島公園、そしてサクラマチの花畑広場となります。
花畑広場はこの時期クリスマスマーケットが開催されていて、そしてこの日(2025/12/6土曜日)はその他にも色々な催しがあってるようで多くの人で賑わっていました。
サクラマチが開業したのは2019年9月。それ以前、あの辺りには「県民百貨店」がありました。当時、あの辺りは人がいなく閑散としていました。現役の頃、県民百貨店の(たぶん最後の)社長さんと会議をご一緒したことがあり、話をしましたが大変そうでした。県民百貨店は2015年2月に閉店しました。
桜町の再開発で辛島公園界隈に賑わいが生まれました。この意味で、あの再開発はまちを一変させるものだったと思います。
さらに散歩を続け、細工町まで来ました。
ここで、見事なイチョウの木に遭遇。お寺の境内の中です。なんとも見事なもの。
イチョウの根元付近には仁王像があります。
境内に入るとイチョウは2本あり、それぞれに仁王像がおかれ、セットになっています。計画的にそうしたのでしょうが、見事な配置で驚きます。
ここ中央区にはお寺が無数に言ってよいぐらいたくさんあります。それは散歩を続けているわかります。その理由がお寺入口にあった説明板でわかりました。加藤清正の城下町づくり(今で言えば都市計画でしょうか)にルーツがあるようです。
この時期、散歩していると、色づいたイチョウにあちこちで出会います。
晩秋のどこでも見かける日常の風景と言えます。
何気なく歩いていると、見過ごしていく人もいるかもしれません。
しかし、こうして何の変哲もない日常の風景を前にしても、何かひとつでもちょっとした驚きを感じ、楽しんでいきたいものです。
楽しさが外からの働きかけで受動的に駆動されるのではなく、何でもないところであっても自らが外に能動的に働きかけ楽しさを生み出していく方がずっと面白いはず。
そうして過ごしていくと世の中楽しいことが多くなり、ぼーと生きていくのは難しくなりそうです。