2025年4月14日月曜日

熊本地震から9年~阿蘇神社とちょうちん祭り

本日は4月14日。
熊本県は2016年4月14日と16日に続けて大地震が起きました(平成28年熊本地震)。
地震から9年目となります。
被害の中心は熊本県益城町でしたが、その他の地域でも被害は大きく、ここ阿蘇市も阿蘇大橋の崩落など甚大な被害を受けました。
そして阿蘇神社でも国指定重要文化財の楼門が全壊。倒れた楼門の様子は多くの人に衝撃を与えました。
震災後の復旧作業で楼門は7年半の年月をかけ、2023年12月に復旧が完了しました。
復旧完了後初めて阿蘇神社にでかけました。楼門は見事な姿に戻っていました。

桜の季節、阿蘇神社の門前町商店街は「お座敷商店街」となり、道路に畳が敷かれ、畳の上でのんびり桜見物ができるユニークな商店街です。
桜が散り始めていてさすがに道路にお座敷はありませんでしたが、商店街は大勢の人で賑わっていました。

商店街の中の小さな神社に至る通路に提灯(ちょうちん)がずらりと並んでいます。

中に入っていくと、ずらりと提灯です。

提灯の中を歩いてきました(ちょうちん散歩)。

本日(2025/4/14)の地元新聞に、提灯のことが掲載されていました。
私たちは、何も知らずに門前町を出かけたのですが、出かけた4月12日から「ちょうちん祭り」が始まっていたようです。
楼門が復旧したことを契機に始まったちょうちん祭りは今回で3回目。千個の提灯による祭りの趣旨は、祭りのチラシによれば「平成28年4月の熊本地震の教訓と想いを繋ぐためのお祭りです。復興に向けて歩んできた阿蘇の人々、全国から支援くださった方々の想いを繋ぎ未来を明るく照らすため、あたたかなちょうちんのあかりを灯します。」とのことです。

ちょうちん祭りチラシ(表面)