普段の散策(散歩)コースで、途中よく立ち寄るのが「SAKURA MACHI(サクラマチ)クマモト」。
サクラマチクマモト
ホームページ: https://sakuramachi-kumamoto.jp/
位置: https://maps.app.goo.gl/WxjibWuYpvRvB4WF9
日が落ちる前、屋上のサクラマチガーデンに上がってみました。

今年はどこも紅葉の進行が遅かったようで、ここサクラマチガーデンも、12月になってもまだ紅葉を楽しむことができました。
サクラマチガーデンにはたくさんのイルミネーションがありました。
イルミネーションは、現在、「がくや姫の光る庭 in サクラマチ」なるイベントが開催されているからのようです。
イベントが始まるとガーデン内の散策は一部有料となりますが、日没前は自由にガーデン内を歩けます。
散策しながら、家内に教えられた場所に立ってみると、正面に熊本城が見ることができました。
いわゆる「撮影スポット」ですね。
夜になるとイルミネーションとのコラボで熊本城がさらに美しくなりそうです(ただ、このエリアは夜は有料ではないかと思います)。
屋上ガーデンから見る熊本城。
日が暮れると熊本城はライトアップされ、雰囲気が随分と変わります。
普段は、道路を歩きながら熊本城のライトアップを眺めていますが、ここ屋上から眺める日没後の熊本城は違った姿に見えました。
熊本城、サクラマチ周辺は、夕方になるとカラスの大群が集合することでちょっとした話題のスポットになっています。鳥獣被害という意味でですが。
鹿児島にいるときに、熊本城周辺のカラスがテレビにニュースで紹介されて驚きました。他県でも紹介されるほど話題のスポットになっているようです。
集合したカラスたちは日が暮れると、まるで集団下校をしているかのようにみんなで山の方へと帰っていきます。
散歩しているとカラスたちの帰宅風景によく遭遇します(遭遇したカラスの大群については別のエントリーで紹介する予定です)。
イベント会場の花畑広場に目を向けると、日没になるとこちらもイルミネーションで大変きれいです。
12月になると花畑広場ではクリスマスマーケットがオープンします。熊本市では熊本駅前広場でもマーケットがオープンしていて、賑わっています。
12月は、どこも賑わいますが、サクラマチもそのひとつで代表的な賑わいスポットです。
たくさんのお客さんがマーケットに来ていました。
さっと見渡してみると、ほとんどは若い世代、あるいは小さなお子さんを連れた親子でした。
クリスマスイブの夕方にも出かけたのですが、もうその時はごった返していました。熊本にもこんなに若い人たちがいるのかと思うほどでした。
サクラマチは、再開発されて2019年9月に開業しました。
再開発前のこのエリアは、バスセンターはあるものの閑散としていました。
閑散としていて、デパートがあったのですが、撤退していきました。
あの時の閑散とした状況がまるで嘘のようです。
クリスマスマーケットの賑わいを見ながら、再開発の成功は、それまでなかった広場(イベント広場)が作られたのが大きかったのではないかと思いました。
ジャン=ジャック・ルソーが
広場に杭を立てよう、花を飾ろう、それが祭りになる
ということを言ったそうです。
サクラマチの再開発は、この言葉を実践し、賑わいの創出に成功した事例なのかもしれません。
サクラマチでの私たちの散策を短い動画にまとめました。
たくさんの人で賑わうクリスマスマーケットを後に、日暮れのサクラマチの散策を終えました。