2024年5月31日金曜日

再開直後の監物台樹木園

2024年5月9日に熊本城内にある「監物(けんもつ)台樹木園」に初めて入りました。
位置:32.808044939148616, 130.70438779692688

初めて園内を散策した日の少し後、地元の新聞にこの樹木園のことが特集されました。
特集記事によれば2016年4月の熊本地震で園内の監物櫓が被災し、その復旧工事のため休園していたそうです。私が入ったのは、ちょど今年(2024年)の4月25日に3年ぶりに再開したばかりの頃だったようです。

入園して圧倒されるのは巨大なヤシの木。入ってすぐのメインストリート沿いにそびえ立っていてその高さに圧倒されます。
撮る場所を変えたら熊本城が見えました。

5月9日、ソテツには実がたくさんついていました。
なんでも、この実には毒性があるとのことです。

園の一番奥に監物櫓(けんもつやぐら)はあります。熊本地震でこの櫓が被災し、その復旧期間中に樹木園は休園していたみたいです。

園内で私が気になったのが森林鉄道機関車。園に入ってすぐに左に曲がると奥の方に見えます。
機関車は伐採された木材の運搬に使われていたそうです。
展示されている森林鉄道機関車は九州では最後のものだったみたいです。

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監物台樹木園には2024/5/9と5/30の両日散策しました。以下はその時に撮った写真のいくつかです。

 

2024年5月30日木曜日

(南阿蘇市)5月、田植え時期の南阿蘇と草原

5月中旬、熊本市内を出て、田植え時期の南阿蘇(久木野)に出かけてきました。
田んぼには水が張られ、一部では田植えが終わっていました。
この日は、プロのカメラマンらしき方が大きなカメラを抱え、田んぼ道を歩いておられました。
田作りの苦労はあるはずです。地域の方のそうした苦労により作りだされた水田と阿蘇の山々のコラボはたいへん美しい風景でした。
撮影日:2024/5/13
撮影地:32.83131091819565, 131.0285380931481

久木野からの帰り道にある萌の里
休日には多くの人がやってくるところです。ここにはONE PIECEのナミ像が設置されています。
5月中旬の南阿蘇は、野焼きの後に再生した真新しい草原を見ることができて、凄まじくきれいな景色が一面に広がっています。
このきれいな草原の木陰で新聞を読んでいる女性がおられました。
草原と新聞という組み合わせになかなか異色で、思わず二度見してしまいました。^^;
撮影日:2024/5/13
撮影地:32.842276269189604, 130.93935967662503


1週間後(2024/5/20)、再度、萌の里へ。
ただ、この日は、萌の里のすぐ横にある俵山登山口まで行き、そこからほんの少しですが山に登ってみました。
私たちの後から来られた登山客。かなりのスピードで登って行かれ、追い越されると、あっという間に小さくなっていきました。
登山道脇に咲くアザミ。

5月の南阿蘇は草原の緑が際立っています。多くの人が何度も出かけたくなるのではないかと思います。
撮影日:2024/5/20
撮影地:32.84358262409467, 130.9426296427384

 

2024年5月23日木曜日

熊本城と石材置き場

熊本を代表する観光施設のひとつが熊本城。
コロナ禍以後は、多くの日本人・外国人観光客でにぎわっています。

次は2023年4月16日に二の丸広場から撮影した写真。熊本地震からちょうど7年の日です。
また、次は2024年5月18日の写真。被災していた宇土櫓が復旧工事に入り、工事用の囲いで見えなくなっています。
撮影場所:32.80642750244115, 130.702586738137

加藤神社からの熊本城の雄姿(2024/5/2撮影)。
撮影場所:32.80694176829121, 130.705097274015

サクラマチのプロムナードから見える熊本城の雄姿。ここは撮影スポットになっています(2024年4月24撮影)。
撮影場所:32.801367882132084, 130.70458212415738

2016年4月の熊本地震では熊本城の石垣の多くが崩落しました。それらの石は番号が付けられあちこちに保管してあります。これらはこれからの修復において元の場所に戻されているようです。

二の丸合同庁舎跡地の石材置き場と熊本城(2023年4月16日撮影)
撮影場所:32.80256293919084, 130.70174329334046

二の丸の石材置き場(1) (2024年5月9日撮影)
撮影場所:32.80816852263211, 130.70272426229042

二の丸の石材置き場(2) (2024年5月22日撮影)
撮影場所:32.807631396869326, 130.70459217937287
撮影場所:32.807942473640786, 130.7038370705365

この他にも方々に石材置き場があり、それぞれ番号を振られた石材は静かに元の場所に戻されるのは待っているようです。

 

2024年5月22日水曜日

長崎次郎書店の休業

本離れ、そしてネット販売の普及などで書店が消えていってます。全国的な流れのようで、次はそのことを伝える新聞記事です。
(熊日新聞2024/4/28)

上記記事が出た少し前の4月16日には、創業150年の長崎次郎書店の休業を伝える記事が出て、驚かされました。
(熊日新聞2024/4/16)

1874年、19世紀から続く長崎次郎書店のホームページです。
ホームページをみると、確かに2024年6月末をもって休業するとのお知らせが出ていました。

散歩の途中に立ち寄っていたので悲しい限りです。
2024/5/11撮影



貴重な建物です。書店休業後の活用が今模索されているとのこと。
素晴らしい活用策が生まれることを心より祈っています。
(熊日新聞2024/4/19)

長崎次郎書店前には熊本市電の新町電停があります。
市電と書店がコラボする風景はたいへん貴重なものだと思います。
開店している書店と電車というこれまでの日常の風景がみられるのも残り1か月となります。

長崎次郎書店の位置:32.800105490210896, 130.69679133629828
 
・・・

書店が消えていくことは、文化が変わりつつあることを示しているわけで、書店文化に親しんできた世代としては非常に悲しい限りです。
ただ、それ以上に心配なのは、地域で起きているこうした出来事を知らせてくれる地域の新聞です。新聞も購読数は減ってきているのではないかと思います。その流れの中で、もしも新聞というのが休刊にでもなれば地域は大変なことになるでしょう。
なんとしてでも新聞は存続し、地域の取材を続けられるよう、それこそ模索をしていってもらいたいと、書店「休業」の記事を読みながら、そう思いました。

2024年5月15日水曜日

熊本城梅園と梅の実

熊本県熊本市中央区にある藤崎台球場

球場の横に梅園(熊本城梅園)があります。

中央は広場になっていて、その周囲に梅の木は植えられています。

高校生の野球の試合があると、広場は高校生の自転車置き場となり、自転車は梅の木に囲まれます。
次は2024/5/18の写真で、この日、藤崎台球場では熊本県軟式高校野球大会の決勝戦が行われていたようです。夕方に撮ったもので、この1台は最後の高校生の自転車なのかもしれません。


梅園を2月中旬(2024/2/17)に通った時には梅の花がたくさん咲いていました。

それが4月下旬(2024/4/24)になると、たくさん実をつけていました。

次は2024/5/9の時の様子で、もう梅の実は随分と大きくなり、収穫してもよいように思えました。
実際、この時期になると店頭には梅の実が並んでいますので。

この梅林を通ると二の丸広場。
この日(2024/5/9)出会った園児たちはその二の丸広場を目指しているようでした。


熊本城梅園の位置:32.80629427830999, 130.69929423830658
 

 

2024/7/6追記

この日、散歩しているとたくさんの自転車に乗ったユニフォーム姿の高校生が藤崎台球場を目指して走っていってました。甲子園の熊本県予選初日のようです。

梅園は臨時の自転車置き場となっていました。
到着し、開会式を待つ高校球児たちが梅園内は賑やかです。いつも静かな梅園が活気にあふれていました。