2025年1月21日火曜日

二の丸広場での芝生「更新」作業

二の丸広場を散歩していたらスプリンクラーで散水作業しているのをみけました。
最近雨が降っていないからでしょうが、二の丸広場全体に散水するには結構な時間がかかりそうでした。
位置: https://maps.app.goo.gl/XnUMPDhFE6zTQikT9

てっきり芝生の養生作業をやっているのだと思っていたら、違いました。
芝生の更新作業でした。

芝生と言えば「養生」という語彙しか知らなかったのでそうした作業をやっているのだろうと思ったわけですが、「更新」という作業もあるんですね。更新というとアップデート。アプリやデータ更新ぐらいの使い方しか知りませんでしたが、芝生更新という言葉があるのを初めて知りました。
ネットで調べると両者の違いは、
 養生:芝生の根が土壌に定着するまで待つこと。
 更新:芝生の土壌を耕したり穴をあけたり、目土したりすること。
で目的がまるで違っていて、更新作業は、芝生が成長しやすい環境を整えることを指すようです。
今回の散水作業の少し前、芝生を刈り取ったり、土を入れたりする機械作業をされているのを見たことを思い出しました。これら全体が芝生更新作業なのでしょう。
こうした大掛かりな作業により二の丸広場の広大な芝生は維持されているのかと勉強になりました。
ちょっとしたフィールド学習でした。

散水風景写真
樹木にも一緒に散水しているようでした

白っぽい土が広場全体に散布され芝生が覆われていますが、近づいて見ると青い小さな粒上の何かもたくさん撒かれています。

気になり、上の写真を手に、ネットで調べてみると青い粒の正体はどうも「粒肥料」のようです。さらにネットで調べていくと、これは、米国で芝生専用に開発されたサバンナグリーン3号という肥料ではないかと思われます。微生物により分解されていくタイプで、効果が長く続く肥料だそうです。
これもまたひとつ学びました。

 

2025年1月20日月曜日

藤崎台球場の新しい照明塔

藤崎台球場で照明塔のメンテナンス工事は始まったのが昨年の6月のことです。
工事が始まった時期、古い照明塔の写真は、このブログ内の

 藤崎台のクスノキ群/熊本市電Bライン(2024/6/20)

で見ることができます。その後、工事は進み照明塔全体がカバーで覆われるようになりました。

 藤崎台球場のメンテナンス(2024/9/11)

カバーで覆われた照明塔は巨大なモヤイ像のようでした。
年が明け、そのカバーが取り外されていき、新しい照明塔の姿を見ることができるようになりました。

2025年1月14日に前を通った時、最後の1基に足場が残っている状態でした。
2025/1/14
2025/1/14


昨日(2025年1月19日)になると、全ての足場がとれて、新しい照明塔群全てが姿を見せています。

メンテナンス以前の塔は白い色だったように思いますが、新しい塔は少しクリーム色がついているように見えます。照明灯のところも以前からするとすっきりしました。照明灯の性能がアップしたからでしょう、恐らく。

2025/1/19
2025/1/19

外観だけみるとメンテナンス工事は終わったのではないかと感じますが、完了にはまだ1か月ほどかかるようです。詰めの工事がまだ残っているということなのでしょう。

先日の熊本日日新聞のデスク日記でスポーツ施設の老朽化が課題として掲載されていました。

照明塔が新しくなったので、まだしばらくはこのまま使い続けるということなのでしょうが、球場自体はすでに築60年が経過しているとのこと。なかなかです。前にも書きましたが、60年が経過して車社会となった今、場所についてもどうなのでしょう?

2025年1月8日水曜日

旧細川刑部邸の復旧工事

現在、旧細川刑部邸の復旧工事が進んでいます。
昨日(2024/1/7)、前を通ったら、門の横に真新しい塀が設置されていて、復旧工事の案内が出ていました。
完了するのは令和10年2月末ということで、あと3年かかります。

新しく設置された塀から博物館方向をみた写真です。工事のための石畳の通りが随分と狭くなりました。

以下2枚の写真は復旧工事前のものです。

次は1年半前、2023/11/22のもので、復旧工事前、最後のライトアップイベントがあった時の写真です。新しい塀は邸の入り口にある大きなイチョウの木の外にできていることがわかります。
2023/11/22撮影

もうひとつは博物館前の通路を見渡せす写真で、2024/8/16に撮影したものです。工事用の衝立が下されて復旧工事が行われていることがわかります。
2024/8/16撮影

博物館の対面にある門を撮った写真です。

門の両サイドのあった塀が取り外されています。
門は現在そのまま残っていますが、この先どうにかなっていくのでしょうか。

最後に次の写真は三の丸広場側から撮ったものです。
私たちが通った時、ちょうどのこの辺りの塀が取り外す工事の最中でした。

塀は壊されているわけでなく、取り外しの作業が丁寧に行われていました。取り外した材木は片付けられているようで、使える部材は再利用されるのではないかと思います。熊本城の復旧がそのように行われているようですので。


単なるスクラップ&ビルドではないので作業に時間がかかるはずです。工事の様子を眺めながら、文化財の修復とはほんと大変な作業だと思いました。

2025年1月3日金曜日

初詣で賑わう加藤神社

熊本城内には加藤清正公を祀る神社「加藤神社」があります。二の丸広場からすぐなのでよく散歩で立ち寄る神社です。
加藤神社に三が日に初めてでかけました。朝が早かったからかもしれませんが、想像していたほどの人混みではなく、ゆったりとお参りできました。


撮影日:2025年1月2日
位置:https://maps.app.goo.gl/4DRn6ufkCSEPN5nd6

次の写真は昨年(2024年)7月に同じ場所で普通の日に撮ったものです。平日でも熊本城へは観光客が押し寄せていますが、隣接する加藤神社を訪れる人は比較的少なく、普通の日であればいつも静かに参拝することができます。
撮影日:2024年7月10日

手を洗う場所「手水舎(てみずや)」は花で覆われていて、新たな年を明るくしてくれていました。

加藤神社は、熊本城同様、2016年の熊本地震で被害を受けました。耐震診断により社務所は大きな地震に耐えられないと判断され建て替えることになり、それが昨年10月に完成。
新年の迎えた日には社務所入口では熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」が迎えてくれていました。

加藤神社の見どころはやはり、境内からすぐそばに熊本城を見ることができるところかと思います。私個人のおススメではありますが、参拝すれば多くの人が同じように感じるはずです。熊本城のきれいな姿に圧倒されます。

参拝したときの様子を短い動画にまとめました。


2025/1/3追記
翌日夕日が落ちる時間帯に加藤神社の前を通ってみましたら、かなりの人出です。驚きました。
夕方でこの状態なので、昼間はかなりの人混みだったかもしれません。
「ゆったりとお参りできました」と上で書きましたが、その状況はどうも朝方だけのことだったようです。