紅葉の季節になりました。
2025年11月14日は、雲一つなくほぼ無風。絶好のお出かけ日和です。
2025年11月14日は、雲一つなくほぼ無風。絶好のお出かけ日和です。
ネット上でワンデイドライブを楽しむ方々の情報を見て刺激を受け、熊本市内から車で1日で回れるルートデザインをして、秋の景色を楽しむ1日旅に出かけてきました。
朝7:30出発。渋滞している熊本市内を抜けるのに1時間近くかかり、目指した最初の目的地「兜岩展望所(観光情報)」に到着したのが9:30頃。平日でまだ午前中だったからでしょうが観光客はほぼ皆無。
朝、熊本市内は深い霧がでていたので、雲海を期待していました。しかし、靄がかかっているもののきれいな秋晴れ。残念ながら雲海には遭遇できませんでした。それでも、美しい景色を眺めながらこの展望所でしばし休憩し、次の目的地へ。
ミルクロードを小国に向けて走っていると、前方に雲海が見えます。
「あれはどのあたりだろう?」と話しながら走っていると、雲海があったのは2番目の目的地「下城の大イチョウ(観光情報)」あたりでした。実際、到着したとき空は一面真っ白で、周囲の山々は霧に覆われていました。
ところが、樹齢1,000年以上と言われるイチョウの写真を撮っていると、気づけばいつの間にか雲一つない青空に変わっていました。時間にして十分ぐらいのなかったかと思うほど、劇的な変化で驚きました。
ここ数年、この時期にこの大イチョウを毎年見にきています。
見事な枝ぶりです。
昨年は枝が折れたりしており、最初に訪れた頃に比べて勢いが少し弱まているような気がします。
次の目的地に行く前に、小国町の道の駅「ゆうステーション(観光情報)」に立ち寄りました。昔、小国駅があった場所です。
仕事が現役の頃、小国町と共同研究していたことがあり、その頃は何度もここまで出かけてきていました。当時の町長が、まちづくりのスローガンとして「悠木の里づくり」を掲げられていました。このスローガンについては町長の著書「とっぱすの風:小さな国の大きな挑戦」の中で詳しく書いてあり、この本を読みスローガンに随分と共感したことを思い出します。
仕事が現役の頃、小国町と共同研究していたことがあり、その頃は何度もここまで出かけてきていました。当時の町長が、まちづくりのスローガンとして「悠木の里づくり」を掲げられていました。このスローガンについては町長の著書「とっぱすの風:小さな国の大きな挑戦」の中で詳しく書いてあり、この本を読みスローガンに随分と共感したことを思い出します。
次の目的地は「黒川温泉(観光情報)」。紅葉を楽しむつもりで立ち寄りました。
もみじが紅葉した通りを歩いてきました。非常にきれいです。
各旅館の庭木が、黒川温泉が無名の田舎の温泉街から著名な温泉街へと変わることになった一連の出来事を示すシンボルのようです。庭木についての詳しいエピソードは、2025年5月10日に放送された新Projext X「約束が温泉街を変えた 黒川温泉 山間地に客を呼べ」で知りました。そうした努力が継承され、この見事な環境は出来上がっているわけで、番組のことを思い出しながら散策してきました。
次の目的地は黒川温泉から車で30分程度先にある大分県竹田市の「久住ワイナリー(HP)」へ。
目的は、久住ワイナリーの「石窯工房(観光情報)」にてお昼を食べるためです。
前回、やはり平日でしたが、お客が多くて入れず諦めていたので、そのリベンジのつもりで出かけました。
前回、やはり平日でしたが、お客が多くて入れず諦めていたので、そのリベンジのつもりで出かけました。
幸い待たずに入ることができて、パスタとピザを食べました。特にピザが美味しかった。
ランチ後はデザート。久住ワイナリーから車で5分ぐらいの所にある「久住高原菓房いずみや(HP)」へ。ここも今回のOne-day Driveの目的地にしていたところです。
60代の私たちにもこんなハート側のソフトクリームを作ってもらいました。
以上が、熊本市内から1日で回ってきた阿蘇・くじゅうの旅となります。
走行距離180km(運転時間5時間ほど)の合計9時間ほどのドライブでした。
少し急ぎ足となりましたが、紅葉も堪能できて、レストランのリベンジも果たせて良い旅でした。
熊本市に住みもう30年ほど。仕事が現役の頃は出かけることがほとんどなかったので知らなかったのですが、出かけてみて、今更ながらですが阿蘇・くじゅうのファンになりました。
