南阿蘇村の道の駅「あそ望の郷くぎの」のコキアがきれいだという話題を聞くことが多くなったので、それならばと11月5日(水)平日に出かけてきました。
あそ望の郷くぎののテラスに出ると、コキア畑が阿蘇の山々を背景に前方に広がっています。
あいにくの曇天でしたが、噂通りコキアはたいへんきれいで、近づくと圧倒される感じで思わず「うわっ」と声を上げてしまいました。
まだら模様のコキア畑。
赤いコキアが多く、赤はきれいですが、そのたくさんの赤に囲まれた緑のコキアがまた大変鮮やかで引き込まれました。
コキアは和名でホウキギ(箒木)と呼びます。乾燥させて茎をほうきに利用していたそうなのでそれが和名になっているようです。
ということで、「箒(ほうき)」がおいてありました(笑)。
この椅子に座り記念撮影している方がたくさんおられました(もちろん、私たちも箒にまたがり撮ってきました)。
ということで、「箒(ほうき)」がおいてありました(笑)。
この椅子に座り記念撮影している方がたくさんおられました(もちろん、私たちも箒にまたがり撮ってきました)。
午前11時少し前に到着したとき、道の駅前の駐車場はすでに満車でしたが、第2駐車場はまだガラガラでした。
コキア畑の散策を終えて帰る頃(お昼過ぎ)、ガラガラだった第2駐車場も満車となっていました。平日にも関わらずです。コキアの集客力はすさまじいものだと思いました。平日でこの状況なので、週末はたいへんなことになっているのではないかと心配になりました。
コキア畑の散策を終えて帰る頃(お昼過ぎ)、ガラガラだった第2駐車場も満車となっていました。平日にも関わらずです。コキアの集客力はすさまじいものだと思いました。平日でこの状況なので、週末はたいへんなことになっているのではないかと心配になりました。
私たちが帰った直後、朝日新聞の記者さんがコキアの取材に来られたみたいです。
翌日記事が出ていて、その中の写真の撮影時間が午後1時頃となっていました。
記事によれば、あそ望の郷くぎのでは、2年前からコキアが植えられ始めたとあります。
現在、5,200本。すごい数です。
現在、5,200本。すごい数です。
2年前に開始!?
前の様子はどうだったろうかと、私のPCの写真データベースであそ望の郷を探してみました。同じ構図で撮った最近の写真だと1年半前と1年前のものがありました。
1年半前(2024年5月13日)の写真をみると、この時はまだコキアはありません。ただ、右側の畑が耕されているので、この頃から植える準備が始まったようです。2024/05/13
1年前(2024年11月13日)の写真をみると、この半年前5月に耕されていた右側の畑にコキアが植えてあることがわかります。なお、このとき隣の広い方の畑は整地が終わっただけのようで、まだコキアはありません。2024/11/13
そして現在(2025年11月5日)は、1年前、整地されただけの何もなかった畑がたくさんの人を呼び込む5,200本のコキア畑へと変化しています。2025/11/05
昔の写真をみると、1年前(2024/11/13)にはもうコキアがあります。しかし、この時にはコキアが話題になることはありませんでした。写真を撮った私も、今これを見返して初めて、そこにコキアがあることを認識したぐらいです。他の方々も同じような認識ではなかったかと思います。眼中にない状態でした。
数(量)の効果とはすごいものです。
1,000本程度だと人を惹きつける力は弱いけれど、それが5,200本になると平日でも駐車場を満車にするほどの力を発揮するわけですから。
同じものでも数(量)を増やす努力をすると人を惹きつける、感動させることができるというのは普遍的な真理のようなものではないかと思います。
くじゅう花公園でもそのことを感じました(こちら)。
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パパイヤ?
コキア畑の周囲には見慣れない植物が数本植えてありました。何かよくわからなかったので、帰宅後調べてみました。
パパイヤではないかと思います。ただ、パパイヤは熱帯では???
パパイヤではないかと思います。ただ、パパイヤは熱帯では???
冬の厳しい阿蘇で育つのでしょうか?それともパパイヤとは違う植物なのでしょうか。
今後出かけたときは生育状況を注意しておこうと思います。
今後出かけたときは生育状況を注意しておこうと思います。
