2025年6月2日月曜日

和菓子屋さん@熊本市(坪井、魚屋町、上通町、川尻)

中村だんご店
テレビで紹介された熊本市中央区坪井の和菓子屋さんに、5月末の土曜日夕方に散歩がてら出かけてみました。
午前中に売り切れるという話でしたが、その通りのようで、夕方には「本日売切ました なかむら」との案内がショーケースにおいてありました。
だんごの値段が1個90円(税込み)とあります。驚くような値段です。どんなだんごなのだろうかと大変気になります。

お店に行く前に、場所確認のためネットをみると、このお店は熊本県の公式観光サイトで熊本市エリアの観光スポットのひとつとして「甘党の店 中村だんご店」として紹介されていました。
公式観光サイトによれば中村だんご店は創業113年以上だそうです。

ますます団子を買ってみたくなり、翌朝、リベンジ。
開店時間(午前8時半)ぐらいに出かけてみました。出てこられたご主人はそれはそれは人の好さそうな方でした。
だんご、今回は買えました!
見ためは昔ながらのだんごという感じです。これらどれもが1個税込み90円というから驚きます。
食べてみると、あずまだんご、おはぎは、中身がどちらかというおまけのような感じで、あんこたっぷり、あんこそのものを食べている感じでした。しかしそれがまたたいへん美味しかった。

だんごを手に、店を後にしようとすると、向こう側から若いカップルがスマホの地図を見ている感じでこちらに歩てくるのが見えます。
外国の方で、だんごを買いに来られたようでした。観光サイトの情報を見てのことでしょうが、大きな道路から入り込んだ場所にある地域に根差しただんご屋さんにも関わらず観光客にも人気があるようです。


蜂楽饅頭 上通店
中村だんご店が売り切れになっていた日、私たちは上通りまで足を伸ばしました。
熊本市民のソールフードではないかと思える「蜂楽饅頭(ほうらくまんじゅう)」を買うためです。
熊本県公式観光サイトでも紹介されているお店です(サイトの紹介は本店の水俣店)。
このブログを書くために改めてネットで調べたところ、お店は昭和20年代に水俣市で創業したようで、会社名「(有)水俣蜂楽饅頭」とありました。蜂楽饅頭とは、なんと会社の名前でもありました。ちょっとした驚きでした。この事実、知ってる熊本市民は意外に少ないのでは?
熊本市内では鶴屋にもお店があるようですが、多くの市民に馴染みがあるのは上通りにあるお店ではないかと思います。ちなみに上通りのお店は「熊本蜂楽饅頭」というグループ会社という位置づけのようです。
連日、行列ができています。その行列に並び、蜂楽饅頭(現在1個税込み110円)を白あん、黒あんどちらも購入してきました。白・黒どちらも美味しい。


菓舗 松陽軒
和菓子のお店としては「菓舗 松陽軒」も熊本県の公式観光サイトの熊本スイーツのコーナーで紹介されています。
熊本市中央区魚屋町の熊本市電「呉服町電停」前にお店はあります。
こちらの店は明治43年からで、創業115年ほどになるようです。中村だんご店と同じぐらいの時期に創業されたようです。
新しく開発された#ZOKKONスコーンが人気ということで、買ってきました。見た目のインパクトがすごい。私はいちじくとクリームチーズほうじ茶のスコーンが一番でした。家内は抹茶が一番ということで、要するにどれも美味しいスコーンです。


御菓子処 天明堂
このお店は江戸時代からの創業だと公式観光サイトで紹介されています。


お店は熊本市南区川尻地区にあります。この地域は鎌倉時代から港町として栄えたところだそうです。和菓子を買うついでに周囲を少しだけ見渡してみました。惹きつけられました。いつか機会をみつけ徒歩でじっくりとこの地域を散策してみたいと思いました。
お店の雰囲気も良かったですが、それ以上に女性店員さんが気さくで大変感じがよかった。
ついついたくさん買ってしまいそうでしたが、夫婦2人なので、少しにしました。
チーズ饅頭(ちーまん)だけ家内が食べたところですが、家内の食レポによれば「甘くなく、美味しい」とのことです。お菓子については普段あまり誉めない家内なので、すごく美味しいのだろうと思います。
公式観光サイトでも紹介されている有名な「酒かすてら」はこれから食べます。