秋の花を観賞に、5月以来のくじゅう花公園へ。
10月はゴールドハロウィン祭りが開催されていて、花畑はゴールドで彩られているようです。
一面のマリーゴールドで埋め尽くされたガーデンは見事でした。家内共々、思わず「うわっ」と声を上げたぐらいです。
そして「ケイトウ」の花! 黄色(ゴールド)と赤いケイトウがくじゅう連山を背景に一面絨毯のように植えられたエリアは圧巻でした。
幸運だったのは、アサギマダラが飛来していたことでした。
そのことを知らずに来たのですが、毎年この時期に(移動の途中?)くじゅう花公園に立ち寄るようです。
私たちがでかけた10月17日はかなりの飛来数だということでした。この日のくじゅう花公園の気温は昼間で20℃ぐらい。翌週から気温が下がる予想なので、たくさんのアサギマダラを見ることができるのはここ数日のことだろうということでした。
フジバカマという花にアサギマダラは群がっていました。
アサギマダラは警戒心が弱く、人が近づてもあまり逃げません(なのでクローズアップで写真を撮ることができました)。
何でも、毒素を体内に取り込んでいるので外敵に食べられることがないからだそうです。
警戒心が弱いおかげで、ゆっくりとフジバカマの花の周りを無数のアサギマダラが飛び交っていました。
動画でも撮影しておきました。たくさんの人が撮影していましたが、あまり警戒することもなく、まるで撮影モデルであるかのように優雅に飛び回っていました。
アサギマダラのことを知ったのは2006年のこと。たまたま見ていたNHKのクローズアップ現代で特集されていました。ネットが普及を始めた頃、ネットの掲示板で情報を共有して、多くのアマチュアの愛好家がアサギマダラを追跡し、その生態を明らかにしていったことを興奮しながら見ていたことをよく覚えています。アマチュアでも新たな道具を使って協力すれば、プロ顔負けの成果を安価で実現できるのだということを教えてもらいました。
昼間で気温20℃の快適な高原でアサギマダラ、そして一面の花畑を堪能し、15時頃帰路へ。
夕方、熊本市内に帰り着きました。夕方というのに市内の気温は32℃。
真夏日の最長記録を更新中です。
それにしても高原とはここまで気温が違うのかとそれにも驚いた日でした。