2025年10月20日月曜日

(大分県九重町)ススキに覆われたタデ原湿原

登山はしませんが、くじゅう連山の登山口である長者原(ちょうじゃばる)に一度行ってみたいと思っていて、先日(2025年10月17日)ようやく実現。

平日でしたが、ビジターセンター前の駐車場は満車だったので、道路を挟んだ広い駐車場に向かいました。きれいに整備されたところです。丸々としたドングリがたくさん落ちていました。

ビジターセンターから登山口に向かうあたりに「坊がつる賛歌」の碑がありました。
平日でしたが、登山者らしき方々をたくさん見ました。
坊がつるを目指し登山者はここから歩き出していくのでしょう。

私たちのような平服の観光客は向かうのは湿原に作られた木道。
今回出かけた目的の一つは、「タデ原(たでわら)湿原」の木道の上を歩いてくることでした。
湿原はこの時期ススキで一面覆われていました。じっくりと歩きながら観察していると、たまにヒゴタイが咲いているのを発見したり、木道下を流れる小さな水路には魚が泳いでいたりしていました。
木道はよく整備されていました。なので、ふらりとやってきた私たちでも気軽に散策できます。維持にはかなりのコストがかかっているはずです。感謝。

この日、熊本市内は30℃を超えていました。しかし、標高1,000mぐらいのこの辺りは気温20℃ぐらい。散策には心地よかった。

太陽に照らされたススキは輝いています。きれいでした。

湿原のこの姿を維持するため春には野焼きも行われているようです。季節が変わったとき、異なる姿を見せているはずです。ここに来るまでの阿蘇くじゅう国立公園内の景色がまた素晴らしいので、季節が変わった時、また出かけてくるつもりです。