熊本城二の丸広場。日陰になってるベンチは涼しげにみえます。
それは写真だからでしょう!
この時間帯、熊本市の気温は38℃ほどありました。
日陰でも40℃近い気温なので、木陰でも猛烈な暑さです。
なので、周囲を見渡しても、ベンチに座って休憩している人は誰もおりません。
なので、周囲を見渡しても、ベンチに座って休憩している人は誰もおりません。
ベンチで休憩していると熱中症になりそうなので、急ぎ芝生広場を通り過ぎていたら、足元に銀杏がたくさん落ちていることに気づきました。
ひとつ拾ってみました。
銀杏が落下するのは熟した9月以降のこと。まだ1か月以上も先です。なのでまだ色づきはまだよくありません。
銀杏が落下するのは熟した9月以降のこと。まだ1か月以上も先です。なのでまだ色づきはまだよくありません。
銀杏がたくさん落ちていたのは、写真中央に立っている大きなイチョウの木の下でした。
落下時期でないにも関わらず、ここ最近、(遠くにある台風の影響?で)強風が続いていたからではないかと思います。
落下時期でないにも関わらず、ここ最近、(遠くにある台風の影響?で)強風が続いていたからではないかと思います。
下から見上げると、銀杏が鈴なりに生っている様子が見えました。びっしりと生った銀杏で枝は重そうです。
枝が強風で揺さぶられ、しがみついていた銀杏もさすがに一部は振り落とされてしまったようです。まだ落ちたくはなかったでしょうけど。
銀杏と言われて記憶をたぐると、思い出すのは秋に落下している様子ぐらいです。
熟し落下した銀杏は印象に残っていますが、熟す前の銀杏は目の前にあっても気づかずに通り過ぎていたようです。私にとっては存在しないものでした。
存在に気づいていなかったことに気づかされたのが、真夏のイチョウの木を見上げたときでした。
40℃近い猛暑の真夏に、銀杏は秋に向けた準備をしていました。
秋になって突然、銀杏ができるわけでありません。こんな当然のことに気づかずにこれまで過ごしてきたようです。
先日見つけた栗の木もそうでした(盛夏を前に早くも秋の気配 2025/7/17)。
何事にも準備期間があることを改めて教えてくれます。その準備期間が目に映らないと(気づかないと)、いきなり熟した実が目の前に現れるだけでした。
勤めていた職場にもたくさんのイチョウの木があり、何十年もその下を通っていましたが、夏場に銀杏の存在には一度も気づかないままでした。
周囲をじっくりと見るようになり、真夏の銀杏に気づき、成長のためには目立たない長い準備期間が必要であることを改めて教えてもらいました。
勤めていた職場にもたくさんのイチョウの木があり、何十年もその下を通っていましたが、夏場に銀杏の存在には一度も気づかないままでした。
周囲をじっくりと見るようになり、真夏の銀杏に気づき、成長のためには目立たない長い準備期間が必要であることを改めて教えてもらいました。
真夏の銀杏を前にそんなことを考えながら、芝生広場を抜けると、若いカップルが記念撮影中でした。熊本城は前撮りで人気のあるところです(以前も見かけました→木陰での前撮り風景 2024/9/6)。
前回見かけた時も猛暑の中でしたが、今回は40℃近い中、着物姿での撮影はさぞかし大変だろうと思いました。
ただ、過酷な経験は強烈な思い出として残るものです。
このお二人、将来、前撮り写真をみながら「この時大変だったよね~」と、人生の新しいスタートの時を良き思い出として先々語っていかれるのに違いありません。
大変なことを共通に経験した人たちの絆は強くなるはずですから。
強風で落ちていたまだ青いイチョウの葉を一枚持ち帰りました。
同じコースを歩いても、新しい発見が多く、カメラを手に「今日は何があるかな? 何に出会うだろうか?」とワクワクしながらの散策は楽しい。