6月21日、夏至。
日が長くなり、夕方、ゆうかファミリーロード沿いをゆったりと散歩していると、山法師(ヤマボウシ)を見つけました。
さらに進むと、井芹川がダム湖のようになっていました(中央に小さく、山頂だけ見える遠くの山は金峰山)。
同じ場所で昨年撮った写真と比べると違いがよくわかります。
こちら→まちの風景「小さな鉄橋を渡る電車と傍らに広がる穭田」2024/11/10
このダム湖は、特殊なシート状のものがダムとなってせき止められ出来上がった湖でした。かなりの水圧になるはずですが、これでよく持ち堪えられるものです。
井芹川のダム湖は、ちょうどこの時期、田植えが行われていたからでしょう。田んぼに水を回すための「ため池」として利用されているのではないかと思います。
川を臨時的にダム湖して利用する方法は初めて見ました。
阿蘇方面の田植えについては、新聞等でよく紹介されますし、また私たちも昨年には田植え時期の阿蘇に出かけたことがあります。阿蘇の田植えは5月です。
田植え時期の阿蘇の様子→まちの風景「5月、田植え時期の南阿蘇と草原」2024/5/30
熊本市内はちょうど今、この夏至の時期が田植えの真っ盛り。
現在、熊本市内の水田には植えたばかりの苗がきれいに並び、日本の伝統的な田園風景が広がっています。
次の2枚は、昨年の9月に散歩中に偶然見つけた水田の田植え直後の写真です。
この場所を初めて見つけたのは昨年の9月のこと。
その時の写真はこちら→まちの風景「まるで実りの秋を見守る隠れ家」2024/9/22
この場所を初めて見つけたのは昨年の9月のこと。
その時の写真はこちら→まちの風景「まるで実りの秋を見守る隠れ家」2024/9/22
私は宮崎の出身です。宮崎在住の頃は実家の田んぼ仕事によくでていました。宮崎では3月下旬には田植えが終わります。7月下旬になるともう稲刈り。機械化が進んでいない頃の真夏の稲刈りは子どもだった私や私の弟にはそれはそれは重労働でした。
田んぼを見るとその頃の大変だった記憶が蘇ります。田んぼをよい意味での田園風景として見れるようになったのは、故郷を離れ、大変だった記憶が薄れてきてからのことです。
田んぼを見るとその頃の大変だった記憶が蘇ります。田んぼをよい意味での田園風景として見れるようになったのは、故郷を離れ、大変だった記憶が薄れてきてからのことです。
さて、今年は、6月後半、日本各地で猛暑日を記録しています。
まだ梅雨は終わっておらず、田んぼでは田植えをやっている最中に、梅雨の合間に顔を出す太陽の日差しは非常に強烈です。もう完全に真夏です。
あまりに暑くて、日よけのため窓にすだれを取り付けました。
夏至のこの時期、夏への準備もあちこちで目にするようになりました。