2024年7月19日金曜日

熊日連載「坂道を上れば」/池田駅へトンネルを抜けてくるくまモン電車

坂の上から眺めた熊本市西区池田
撮影場所:32.82685541497887, 130.7082905006267


先日(2024/7/14)の熊本日日新聞に熊本市西区池田校区にある坂道を地域資源として生かしていこうとしている地域の取り組みが紹介されていました。
そのきっかけは、熊本日日新聞が随時連載している「坂道を上れば」だったそうです。
池田校区の記事で、そういえば熊日新聞で坂道についての記事があったことを思い出し、熊日新聞のサイトで検索してみると29件がヒット。これまで27件の坂道が紹介されていました。

連載を担当されている熊日写真映像部の後藤仁考さんが、記事「取材最前線」(上の検索結果の2番目にある記事)の中で、坂道を見かけると「湾曲して先が見えず、傾斜も急ならば上ってしまう」と書かれていました。
これ、よくわかります。私も似たような気持になります。
特に、熊本城近くに引っ越してきて(長距離)散歩するたびに坂道に遭遇することが多くあり、杉みき子さんの「坂のある風景」にも刺激され、このブログ「まちの風景」の中で坂について書き留めておくようにしました(「まちの風景」について(2025/6/30))

熊日の池田校区の記事を読み(https://kumanichi.com/articles/1482683)、仕事も一区切りつき、午後から時間ができたので池田校区に出かけてみました。
確かに坂道の多くあるところです。それ以上に驚いたのは道が入り組んでいて、歩いていると行き止まりになり、下った坂をまた上り直すということを何度か繰り返したのでした。
梅雨が明けて、かなり暑い日でした。
行きつ戻りの探検ができたのでひとりだったから。ひとりだとこの先はなんだろうと彷徨いつつの探検モードになります。この日、家内が一緒だったら家内は倒れていたのではないかと思います。
 
行き止まりを反転し、坂道を上りなおして見つけた風景。
冒頭でも紹介している写真です。坂の上から眺めると線路沿いに駅らしきホームが小さくみえました。
撮影場所:32.82685541497887, 130.7082905006267


意外に駅までの道も難しくて(スマホは使わず、勘を頼りに歩いています)、やっとたどり着き、駅名を見たら「いけだ」とありました。坂の上から見たのは池田駅のホームでした。
撮影場所:32.827042218082596, 130.70761065707276

駅からすぐにトンネルがあります。池田校区の台地をくぐるためのトンネル。タイミングよく電車やってきました。
「トンネルを抜けるとそこは池田駅だった」と、まさにそんな感じで、抜けたらすぐに駅のホームです。

池田駅に停車。くまモン電車はこれから上熊本方面に向かっていきます。
14:30ぐらいでした。この電車からはお客さんがおひとり下車されました。
ちなみに、この電車には観光需要があって、外国人のお客さんで超満員になることがあります。上熊本駅でその様子を何度か見かけました。その時は、日常の地域の足としてのほのぼのしたくまモン電車とは全く異なり、テーマパークのギラギラした乗り物のように見えます。



池田校区を彷徨い、坂道を多さを実感し、帰宅しました。この日、歩いた距離は7.5kmほど。
涼しくなってから、今度は家内と一緒に池田校区は散策(探検)しようかと思います。


連載「坂道を上れば」にはたくさんの坂が紹介されています。
全部は無理かもしれませんが、可能な限り、私も追体験してこようと思います。
連載第1回は2022/9/19の「法華坂」のようです。法華坂は私も何度も歩いています。次のブログは法華坂を話題にしようと思います。